海は満ち引きを繰り返していて、海面の高さ(潮位)が常に変化しています。一日に2回、干潮と満潮が起こり、干潮時には海面の高さが低くなり、満潮時には海面の高さが高くなります。潮の満ち引きによる潮位変化の大きさは日によって変わり、潮位の変化が大きい「大潮」の日の干潮時には、西なぎさに広大な干潟が現れます。反対に潮位変化が少ない「小潮」の日の満潮時には、干潟は水没し、砂浜まで波が上がってくるビーチになります。
潮干狩りや海水浴体験を楽しむ際は、事前に潮位を把握しておくことが大切です。このページでは潮位表の閲覧とダウンロードが可能となっておりますので、ぜひご活用ください。
潮位表の見方
潮回り・・・潮の干満変化のサイクルのこと。潮位の変化は月と太陽の引力、地球の自転によって生まれます。そのため、月と太陽の位置や、
地球からの距離によって、干満による潮位の差が大きくなったり小さくなったりします。干満差が大きい潮回りを「大潮」、
小さい潮回りを「小潮」と呼び、他にも「中潮」、「長潮」、「若潮」といった潮回りがあります。
潮回りは約15日間の周期で、大潮→中潮→小潮→長潮→若潮→中潮→大潮の順で繰り返されます。
大潮(おおしお):干潮・満潮の差が大きい潮回り。満月・新月の時に起こります。★潮干狩りなど干潟で遊ぶのは大潮の干潮時がおすすめ。
中潮(なかしお):大潮と小潮の間の期間。
小潮(こしお):干潮・満潮の差が小さい潮回り。★海水浴体験やビーチでの撮影などにおすすめ。
長潮(ながしお):干潮・満潮の差が小さい状態が長く続く潮回り。
若潮(わかしお):干潮・満潮の差が小さい状態から、大潮に向かって干満差が大きくなっていく潮回り。
干潮・満潮・・・潮が引いた状態を干潮、潮が満ちた状態を満潮と言います。干潮・満潮は日に2回ずつ起こり、潮位は日や時間帯によって変化します。
夏場は日中に大きく潮位が変化するため、干潮時間を離れても干潟が出るほど潮が引くことがあります。
反対に冬場は日中大きく潮が引かないため、大潮の干潮時でも干潟があまり出ないこともあります。
潮位・・・海面の高さのこと。潮位の高さを測定する基準となるポイントを0㎝とし、そこから海面までの高さを表しています。
数値が小さいほど海面が低くなり、干潟が多く出てきます。
※当公園の潮位表は気象庁の潮位表(東京都 中央区 晴海5丁目)を参考にしています。