葛西海浜公園BLOG

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2023.03/10(金)

3/10 なぎさの生きものたち

だいぶ暖かくなり春を感じるようになってきました🌸

干潟も出てくるようになり、潮干狩りシーズンが近づいてきているのを感じます。

暖かくなってきたのでカニが出ているかな~と思い探してみたところ、東側の岩場近くにヤマトオサガニがいました。

水面に出ている二本の点々( II )がオサガニの目です!よく見るとたくさんいます。砂っぽい干潟にすむコメツキガニはまだ出てきていませんでした。

干潟にはコサギも来ていました。ヤマトオサガニたちを食べに来ているようです。そろそろ目の周りがオレンジ色やピンク色に変化する婚姻色の子が見られるかもしれませんね!

他にもユリカモメの群れが浅瀬に来ていました。夏羽になると頭が黒くなりますが、まだみんな冬羽でした。

東なぎさの干潟にはカワウの大群がいました。一気に飛び立つと沖に真っ黒な影ができて、圧巻の光景が見られます。

東なぎさとの間の水路にはカイツブリが来ていました。園内にはカンムリカイツブリやハジロカイツブリが多いですが、カイツブリはあまり見られません。

他にもオオバンやオカヨシガモがいましたよ!

岩場にはタヒバリもいました!ハクセキレイと一緒に岩についた虫などの小さい生きものを食べていたようです。

東なぎさとの間の干潟にスズガモが上陸するようになりました。園内で一番スズガモを近くで見られる場所ですね!ゆったりしている姿が見られます。

スズガモやカンムリカイツブリもまだまだ沖合で見られますが、1月ピーク時の7,000羽に比べると数は少なくなりました。

これから徐々にシギ・チドリなどの渡り鳥やカニ、貝などの生きものが出てくるようになってきます!お外に出るのが楽しいシーズン、ぜひ公園にも遊びにきてください♪

見られた生きもの:

スズガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、オオバン、ユリカモメ、ウミネコ、イソシギ、アオサギ、コサギ、カワウ、ハクセキレイ、ビンズイ、ムクドリ、ツグミ、ドバト

ヤマトオサガニ

2023.02/10(金)

2/10 なぎさの生きものたち

今日は朝から雪がちらつき、冷え込んだ一日でした。大雪の予報も出ていましたが、葛西海浜公園はほぼ終日雨でした☔

こんな天気でも鳥たちは食べ物を探しになぎさにやってきます。人がいない静かな干潟には、鳥がたくさん来ていました!

今日は昼すぎ頃が干潮で、西なぎさには広い干潟が出ていました。

波打ち際にはユリカモメやハマシギの群れが!沖にはカンムリカイツブリの群れが白く見えます。

 

ユリカモメの群れ。東なぎさの干潟にいることが多いですが、今日は人のいない西なぎさに来ていました。くちばしの黒いズグロカモメは残念ながらいないようでした。

 

同じくカモメの仲間のオオセグロカモメ。手前のユリカモメと比較するとかなり大きいですね。1羽でユリカモメに混ざっていました。

 

そして寒い雨の中、一心不乱に食べ物を探すハマシギたち。数えたところ、70羽を超える大きな群れが来ていました!

こちらには後ろを走り去るシロチドリも写っています💨

  

西なぎさと東なぎさの間の水路にはクロツラヘラサギが2羽来ていました!ここ数日2、3羽目撃情報がありましたが、やっと会えました。くちばしを水中につっこんで、魚を探していました。

雨が強くここで退散。

じっくり観察はできませんでしたが、鳥はたくさん見ることができました!雨の日の野鳥観察も楽しいですよ♪

見られた鳥:

スズガモ、カンムリカイツブリ、シロチドリ、ハマシギ(70羽+)、ユリカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、コサギ、クロツラヘラサギ(2羽)、カワウ、ドバト

2023.02/01(水)

1/31 なぎさの生きものたち

31日の生きもの情報です!

今回はハマシギとシロチドリの群れが見られました!ハマシギ10羽、シロチドリ30羽弱ほどが来ていて、西なぎさ西側の砂浜や草地、バーベキューエリアの辺りを歩き回っていました。風が吹いていたためか、砂浜ではうずくまって寝ている子もいました。

干潟が出る日には干潟で食べものを探す姿も見られますよ!

他には東なぎさの導流堤の先にダイシャクシギが1羽来ていました。水面が輝いてシルエットになりましたが、下に曲がった長いくちばしが見えます。よくこの場所で見られ、2羽でいることが多いです。

スズガモ、カンムリカイツブリはそろそろピークの時期でしょうか。風が吹くと導流堤の裏に隠れて風を避けています。

26日にクロツラヘラサギが5羽東なぎさで確認されたという情報がありましたが、31日午前中は見られず、夕方に2羽確認されたという情報がありました。

ぜひ探しにきてみてください♪

見られた鳥:

スズガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、カルガモ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、シロチドリ、ハマシギ、イソシギ、ダイシャクシギ、ダイサギ、オオバン、カワウ、ハシブトガラス、スズメ、ハクセキレイ、ドバト

夕方にクロツラヘラサギ2羽の情報あり

2023.01/25(水)

1/25 なぎさの生きものたち

今日は非常に風が強く、かなり冷え込んだ一日でした!海にも白波が立っていました。

こんな風の強い日は、砂浜に面白い模様が浮かび上がります。

無数の流れ星のような模様が。よく見てみると、小石や貝がらから模様が生まれているようです。

風が強いと、こういった小さいものの周りの砂が飛ばされ、風を受けない場所の砂が残って不思議な模様が生まれるんです。

風が強い日はなかなか外に出たくなくなってしまいますが、そんな日ならではのいろいろな発見があるかもしれませんよ♪

 

さて、ここからは今日見られたなぎさの生きもの紹介です!今回は西なぎさ西側がメインです。

バーベキューエリア周りに生えている木からふらっと現れたジョウビタキのメス。後ろ風を受けて、頭の後ろの羽が逆立っています。枝先や杭の上など目立つところが好きで、たまに降りて食べ物を探していました。

西なぎさ西端の岩場にはトウネンが来ていました!1羽だけで、しばらく岩場をうろうろ食べ物を探していました。

同じく西端の草地にはシロチドリがたくさん来ていました!20羽ほどの群れで、草地をちょろちょろ歩き回っていました。

西端荒川寄りの草地ではスイセンが見頃を迎えています♪しばらく見頃が続くかと思われるので、遊びに来た際にはぜひ見てみてください。

以上、なぎさの生きもの情報でした!

寒い日が続きますが、公園に来てみたらいろいろな出会いがありますよ✨

防寒をしっかりしてぜひ遊びに来てくださいね!

見られた鳥:

スズガモ、コガモ、カルガモ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、シロチドリ、トウネン、イソシギ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、カワウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ジョウビタキ、ハクセキレイ、ドバト

2023.01/15(日)

1/15 なぎさの生きものたち

今日はどんよりと曇っていましたが、生きものたちはたくさん見られました。

いつも野鳥情報が多いので、冬の植物情報もお伝えします!

西なぎさ東側にクロマツが数本生えているのですが、枝先に冬越し中の小さな松ぼっくりがたくさんついていました!

小さいですがちゃんと松ぼっくりの形をしています。秋にはりっぱな松ぼっくりが見られるかもしれませんね♪

園内の岩場を歩いていると鳥のフンを発見!中に赤い実が入っています。

この色、この形は!!

トベラの実のようです。バーベキューエリア付近に生えていて、春にはとっても良い香りのする花が咲くのですが、実はねばねばしていて無味無臭。あまりおいしくないのか、熟した実が食べられず余っていました。

トベラの実(12月撮影)

冬時期に見頃を迎える花は少ないですが、植物の実や芽の観察も面白いですよ!ぜひ見に来てみてください。

続いて野鳥情報です。

珍しくウミアイサが水路の陸寄りに来ていました。赤いくちばしとボサボサの頭がよく目立ちます。これはメスで、オスは頭が濃い緑色をしています。

沖にはハジロカイツブリの大群が来ていました!100羽ほどでしょうか。

密集して泳ぎ、一斉に潜ったり出たりを繰り返しているので飽きません。

陸ではバーベキューエリアにドバトがたくさん集まっていました。

街なかにもいる鳥なので見慣れていますが、じっくり観察すると面白い子がたくさんいます。

求愛で鳩胸を見せつけながらメスを追いかける子がいたり…

翼や顔に白い模様があるちょっと変わった子がいたり。

西なぎさや葛西臨海公園を行ったり来たりしているので、特徴的な模様の子を覚えておくと園内の色々なところで見かけることができますよ!

ぜひ園内で生きもの観察楽しんでください♪

見られた鳥:

スズガモ、コガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、カルガモ、ウミアイサ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、イソシギ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、カワウ、ハシボソガラス、ハクセキレイ、ドバト

2023.01/09(月)

1/9 なぎさの生きものたち

あけましておめでとうございます!年明け最初の西なぎさ生きもの情報です!

今日は干潟が少しだけ出ていました。日差しもあり気温も暖かく、何かいるかなと探してみると…

なんと!1月なのにカニが出てきていました。オサガニです。

長い目を水面に出して、寒い水の中ゆっくりと砂を口に運んでいました。

西なぎさ東側の岩場近くの干潟にはたくさんのカニの目が!

上のオサガニや、その仲間で白い爪を持つヤマトオサガニがいました。

冬の間は冬眠しているのですが、暖かい日には出てきているようです。

東なぎさの岩場にはアオサギが数羽休んでいました。

大きいサギですが、動かないと案外岩に紛れて見つかりません。

干潟ではコサギが魚を追い回して食べていました。黄色い足先が鮮やかですね。

水路で翼を広げ羽を整えている鳥がいました。誰でしょう?

 

 

 

 

ハジロカイツブリでした。翼が短く、飛ぶときは水面を走って助走をつけて飛びます。

なぎさ橋の下辺りの岩場では、イソシギ(左)とハクセキレイ(右)が黙々とえものを探していました。お互いのことは気にならないようです。

スズガモやカンムリカイツブリは西なぎさの沖に集まっていました。

去年末よりも数は増えているように見えます。

今年もたくさんの生きものに出会える一年になると嬉しいですね!

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