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2022.05/16(木)
5/16西なぎさのコアジサシたち
5月16日は終日雨でしたが、西なぎさに人がほとんどおらず、代わりに野鳥がたくさん来ていました!
コアジサシは100羽ほどの群れが西なぎさ周辺で見られ、コアジサシ保護区には…
コアジサシが降り立っていました!最初は2羽が寄り添っていましたが、1羽飛び去ってしまった後でした。
もう1羽もこの後飛び去り、巣までは作っていないようでした。
営巣場所を吟味していたのかもしれませんね!
保護区の周りと干潟では、コアジサシたちが飛び交っていました。この子は魚をくわえていますね!
コアジサシはふらっと落ちていくかのように水中にダイブし、小魚を捕まえます。
上空から水中の小魚を見つけて狙って捕まえるなんて、すごい技ですね!
そして干潟では求愛として相手に魚を渡そうとする姿が…!
右側のコアジサシが魚をくわえて求愛をするオス、その左にいるのが求愛されているメスです。
頑張って捕まえた魚を持ってけなげにメスを追いかけていましたが、メスはなかなか振り向いてはくれず、そっぽを向いて避けていました。最終的には寄り添っていましたが、エサは受け取ってもらえず…求愛は失敗?したようでした。
しかし西なぎさでペアで飛んでいるコアジサシもたくさんいるので、今後の営巣に期待ですね!
2022.05/13(月)
5/12,13 なぎさで出会えた生きものたち
2日続けてあいにくの空模様でありましたが、5月12、13日で出会えた生きものたちを紹介します!
各竹ひびの上に留まっているのはアジサシという鳥で、濁った声で「ギリッ」と鳴くのが特徴的です!
大きな群れで移動する生きものなので1羽見つけたら100羽くらい見れるかもしれません!
雌(左側)雄(右側)で居るこの子たちはスズガモです。
都市部でも見られるキンクロハジロとよく似ていますがスズガモは背部が灰色で別の種類の子です!
獲物を仕留めたコサギと飛び立った瞬間のコサギです。
似た種類にダイサギとチュウサギがいますが大きさが異なり、チュウサギとコサギは慣れるまで見分けは難しいかも?
コサギは足先が黄色いのが特徴で、繫殖期にはピンク色に変わります!
雌雄ともに長いくちばしとまだら模様が特徴的な種類です。
湾曲したくちばしは好物のカニなどを取りやすくするため進化したと言われています!
キョウジョシギは漢字で書くと「京女鷸」でよく目立つまだら模様を京都の女性に例えて名前が付けられました。
日本に居るシギは地味な色合いの種類が多く、その中で比較的に派手な色合いのためこのような和名が付けられました!
打ちあがった魚を食べるウミネコと羽ばたいているウミネコ。
このウミネコは都鳥のユリカモメと同じカモメ属の鳥です。
当公園に居るカモメは見分けが少し難しいですが、ウミネコはくちばしの先が黒く比較的、見分けが楽にできます!
名前の通り鳴き声はネコのように「ミャー」や「アー」と鳴きます。
最後に見ていただいたカニはコメツキガニと言い、その名前は昔の臼と杵で精米する様子(米突き)と求愛行動でハサミを上下に動かす様子が似ていることからその名前が付けられました!
干潟のちいさな穴をじっと見ているとそのかわいい姿を見ることができるかもしれないですね!
この他にもまだまだ色々な生きものたちがいますので、ぜひ葛西海浜公園に遊びに来てください!
2022.05/08(水)
5/8 コアジサシ保護区の様子
ゴールデンウィーク前頃から、東なぎさ沖と西なぎさ周辺でコアジサシが見られるようになりました!多い日には100羽以上の群れが来ています。
保護区に降りてきてくれるだろうかと心配でしたが、ここ数日で最大十数羽が降り立っているのが確認されたようです!
現在のコアジサシ保護区の様子。
4月10日に開催した保護区整備イベント「コアジサシワークデー」から約1か月。草が伸びてきたため、除草作業なども行っています。
こちらは上空にコアジサシがやってきたときの様子。赤い矢印が差しているのがコアジサシです!しばらく保護区の上空を飛びながら、営巣場所を吟味しているように見えましたが、降りずに飛んで行ってしまいました。
他にも周辺の水路でエサとりしたり、西なぎさ上空をペアで飛んでいる個体もいました!
これからここで巣作りが始まるかもしれません。見てみたい!という方は、柵の外からそーっと見てください。近づきすぎたり、急に動いたりすると、コアジサシはびっくりして逃げていってしまいます。
コアジサシにストレスを与えないよう、ご協力をお願いします!
コアジサシ保護区とその周辺は草刈りを行っておらず、今はハマヒルガオやチガヤがたくさん咲いてお花畑になっています!こちらもぜひ見てみてください♪
2022.04/30(火)
2022年4月29日(金・祝) なぎさのいきもの観察会開催!
ゴールデンウィーク初日に、なぎさのいきもの観察会を開催しました!
今回のテーマは「干潟のいきもの探し」。
雨が降ったりやんだりのあいにくのお天気でしたが、22名の方がご参加くださいました!
講師はNPO法人生態教育センターの大原先生!葛西臨海公園鳥類園のいきものガイドの先生です。
先生からお話聞き、干潟を歩きながらいきもの探しスタート!
先生に教えてもらいながら、いきものがいそうな穴を掘ってカニや貝を捕まえたり…
アミで浅瀬をすくってハゼやボラの稚(ち)魚も捕まえられました!
見つけたいきものたちは大原先生が種類を教えてくれるので、みんなどんどん捕まえて名前を覚えていました♪
寒いとなかなか出てきてくれない干潟のいきものたちですが、みんなの頑張りにより27種類ものいきものたちに出会うことができました!どろんこになりながら探したかいがありましたね♪
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
観察会の情報はイベント情報に随時掲載しますので、ぜひチェックしてみてください。
2022.04/27(土)
ハマダイコンとハマエンドウが咲いています!
昨日から続いている強風に負けずハマダイコンが咲いています!
西なぎさの荒川側方面で咲いています。群生していますので、近づけばすぐにハマダイコンと分かります。
近づいて見てみると、とても綺麗な花が咲いています。
また、ハマエンドウの花も咲いていました。
数が少なく見つけにくいかもしれませんが、今なら青いコーンで囲まれいますので見つけやすくなっています。(コーンはいずれ撤去されます。)
色も相まってなすびの様な花をしていますね。(笑)
ご来園のさいには、是非探してみてくださいね!
2022.04/11(木)
4/9 コアジサシワークデー開催!
「コアジサシワークデー」を開催しました!
毎年春から夏にかけて、葛西で見られる絶滅危惧種の野鳥「コアジサシ」が営巣できる場所を整備するイベントです。埋め立てや気候変動により数少なくなった東京湾周辺のコアジサシ営巣地として、葛西海浜公園ではNPO法人生態教育センター、日本野鳥の会東京、葛西東渚・鳥類園友の会とともに、保全活動にあたっています。今回はさらにNPO法人リトルターン・プロジェクトからも応援に来てくださいました!
参加者は27名!天気も良く、作業日和になりましたが、強風の中での作業となりました。
公園のパークレンジャーがコアジサシについて解説し、西なぎさ西端の営巣エリアで作業開始!営巣エリアに白砂や貝殻をまき、囲いを作って人が立ち入らないようにします。
オレンジ色の杭とロープで囲いを作り…
砂地に白砂と貝殻を全面にまいていきます。コアジサシは白い場所に巣を作る傾向があるので、白砂をまんべんなくまいて、白い砂地を作ります。
最後にデコイ(模型)を設置!2個一緒に置いてコアジサシが巣を作っている様子を再現することで、営巣できる場所であることをコアジサシたちに知らせます。
皆さまのご協力により、無事に立派な営巣地ができました!
コアジサシが西なぎさにやってくるのは4月中旬頃から。これからが楽しみです!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
今後のコアジサシたちの動向についてはブログやFacebookなどで報告していきますので、お楽しみに♪
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