葛西海浜公園BLOG

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2022.05/17(金)

2022年5月14日(土)なぎさのいきもの観察会開催!

5月14日になぎさのいきもの観察会を開催しました!

今回のテーマは「渡り鳥を観察しよう!」。

今のシーズンはちょうど、渡り鳥たちが夏を過ごすための場所を目指して「渡り」を行う季節。南の暖かい場所で冬を過ごしていた鳥たちが北に向かい、その途中日本に羽休めをしにやってきます。

今回の観察会のターゲットは、渡り鳥であるシギやチドリの仲間たちです!

講師はNPO法人生態教育センターの吉田先生!葛西臨海公園鳥類園のいきものガイドの先生です。

イベント当日は朝から大雨💦ですが14名のご参加がありました!

このイベントでは双眼鏡の貸出も行っており、まずは先生に双眼鏡の使い方を教わってからスタート!

雨の中でも、鳥たちはお構いなしにエサを探して動きます。

雨のおかげで園内に人がほとんどおらず、ハマシギ、アオアシシギ、チュウシャクシギなどが干潟でエサを探す様子がじっくり見られました!

観察会が始まってしばらくすると雨も上がり、園内を歩いて野鳥探し!

岩場やカキ礁にはキョウジョシギやキアシシギ、干潟にはシロチドリやコアジサシもいました♪

途中アカエイが打ちあがっているのを発見!吉田先生が毒針の説明をしてくれました。

そして後半はシロチドリの卵探しゲーム!吉田先生が持っているのが、本物のシロチドリの卵の殻の中に石こうを流し込んだ標本です。

鳥たちの子育ての季節でもある今時期は、西なぎさではシロチドリやヒバリ、コアジサシなどの巣ができていることがあります。その様子を先生が再現し、みんなに巣を探してもらうゲームです!

先生が再現した巣の様子。シロチドリは砂浜に小さなくぼみを作り、そこに卵を産みます。

雨の後で砂の色が濃くなっていますが、乾燥すると卵がどこにあるのか分からないくらい、砂と似た色をしています。

野鳥観察で目が鍛えられた子どもたちは、そんな卵を一瞬で見つけてしまいました!お見事!

というわけで、ターゲットだったシギやチドリがたくさん見られ、ゲームもできて楽しい観察会となりました!雨は降りましたがある意味絶好の野鳥観察日和でした♪

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

観察会の情報はイベント情報に随時掲載しますので、ぜひチェックしてみてください。